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売り買いの同時進行と良い売買のタイミングとは
カテゴリ:上手な不動産売却について  / 投稿日付:2022/04/18 12:47

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売り買いの同時進行と良い売買のタイミングとは
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◆売り買いの同時進行は可能?

自宅を売って新しい物件を買う。つまり買い替えをする場合に売却と購入を同時進行するのは
とても効率が良いように思われますが、実際に可能なのでしょうか。


結論から言うと、同時進行はかなり難しいものです。それは、売却と購入のそれぞれのプロセス
を整理するとおわかりいただけると思います。


【売却のプロセス】
・複数の不動産会社に自宅の査定を依頼する
・不動産会社を決めて媒介契約を結ぶ
・査定価格を参考にして売り出し価格を決める
・購入検討社に内見をしてもらい、価格交渉を行う
・売買契約を交わして手付金を受け取る
・残代金を受け取り、登記手続きをして物件を引き渡す

【購入のプロセス】
・条件や希望に合う物件を探す
・内見を行い、価格や引き渡し時期の交渉を行う
・金融機関に住宅ローンの事前審査を申し込む
・仲介物件の場合、一般的にはこのタイミングで不動産会社と媒介契約を結ぶ
・売買契約を交わしたら、住宅ローンの本審査を申し込む
・住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)を結ぶ
・売主に代金を支払い、物件の引き渡しを終え、登記手続きを行う


◆やはり同時進行は難しい

売却、購入のプロセスをざっとあげただけでも、これだけあります。
これらを同時に行うとなると、手続きだけでも忙殺されますし、何よりタイミングを合わせる
ことが非常に難しくなります。やはり、買い替えの場合、可能であれば購入または売却のどちら
かを先に行うのが良いと言えるでしょう。



◆売り先行と買い先行

買い替えの場合は、売却と購入のどちらかを先に進めていくケースが一般的になります。
そこで、先に売却をしてから購入を行うことを「売り先行」、先に購入を行ってから売却を行う
ことを「買い先行」などと呼ぶことがあります。



◆売り先行と買い先行のどちらがお得?

どちらがお得かは、それぞれの条件などによって変わってきますが、不動産相場の動きに着目
すると良いかもしれません。


理論的には、相場が上昇基調であれば、買い先行にすることで「安いうちに物件を買い、高くな
ってから売れる」という可能性があります。逆に相場が下落基調であれば、「高いうちに物件を
売り、安くなってから買う」という可能性があります。


ただ、短期間で相場が上下することはあまりありません。また、売却と購入の間に何年ものタイ
ムラグが生じることはほとんどなく、売却と購入のタイミングは比較的短期間であることが一般
的です。買いたい物件が見つかるタイミングと、買ってくれる買主が現れるタイミングのみを
考慮すれば良く、「高く売って、安く買おう」などとは考えないほうが賢明でしょう。


----------------------------------------本日は以上となります。

ご売却のご相談や、査定をご希望の方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。
次回もどうぞお楽しみに!

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