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売主が知っておきたい物件の引き渡しまでの流れ ~Part1~
カテゴリ:上手な不動産売却について  / 投稿日付:2022/09/26 14:37

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売主が知っておきたい物件の引き渡しまでの流れ ~Part1~
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◆物件の引き渡しまでに売主が済ませておくべきこと

不動産売買契約がめでたく成立したら、売主は物件を引き渡すまでに
準備しておかなくてはならないことがいくつかあります。
専門家の対応が必要な場合もありますので、早めに着手することをお勧めします。 引き渡し前にやっておかなくてはならないのは、大きく分けて3つ。 (1)所有権移転登記の準備 (2)土地の実測や境界の確定など、物件の確認 (3)引き渡しの準備 本日は(1)と(2)についてそれぞれ詳しく説明していきましょう。 ◆引き渡し前にやっておくべき手続き (1)所有権移転登記の準備 所有権移転登記の手続きは、住宅ローンの抵当権抹消の手続きと同時に行われるのが通常です。 抵当権を抹消するには、住宅ローンの残額を完済する必要があります。 不動産売却時の住宅ローンの完済には、買主が支払う物件購入代金を充てるのが一般的。
そのためにはまず、買主が売主に残代金を支払います。 買主が住宅ローンを利用して物件を購入するのであれば、金融機関が新たに抵当権を設定
して融資を実行した時点で、残代金の支払いが行われます。 売主は残代金を受け取ったら、所有権移転登記に必要な書類一式や、売主の住宅ローンの
ために設定されている抵当権の抹消書類一式を買主に渡し、買主はそれをもとに所有権移転
登記手続きを行います。 ここまでご説明した「決済」や「登記」に必要な手続きは、売主・買主の立ち会いの下、委任
された司法書士が行うケースがほとんどです。 (2)土地の実測や境界の確定など、物件の確認 引き渡す物件が契約条件どおりかどうかを、事前に確認・調整しておく必要があります。 物件の形状や間取り、広さが契約書と相違ないか。付帯設備の状態は契約書どおりか。
不具合や欠陥はないかなどを、現地で確認します。売主と買主、不動産会社が立ち会うことが
多くなっています。 また、境界の確認も重要です。こちらは売主と不動産会社、そして隣地の所有者の立ち会いの下
で行われます。
境界をめぐって隣地の所有者とトラブルが起きることがあるため、土地家屋調査士に依頼して
測量を実施してもらう場合もあります。 ----------------------------------------
本日は以上となります。

ご売却のご相談や、査定をご希望の方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。
次回もどうぞお楽しみに! 

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